ハロウィーンまであと10日ほどとなりました。
この「ハロウィーン」、10数年前までは、さして認知度も高くなかったと思うのですが、ここ数年で飛躍的に広まり、至る所でイベント等も開催されているようです。
とある調査によれば市場規模もここ4年で劇的に拡大し、いまやバレンタインデーに匹敵するまでのイベントとなったようです。
そこで、今回は「ハロウィーン」に関して、どのような商標が既に登録されているのかを調べてみました。
1、区分別ランキング
1位商品「菓子、パン」に関する第30類 | HALLO WEENハッピ-ハロウィ-ン\HAPPY HALLOWEENハロウィーン\HALLOWEENスウィートハロウィーン\SWEET HALLOWEENエンジョイハロウィーン
ジョイジョイハロウィン ファミリーハロウィン ハロウィンエッグ Magical Halloween Wonderful Halloween\ワンダフルハロウィン など |
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2位商品「おもちゃ、ゲーム」に関する第9類と第28類 | HALLOWEENマジカルハロウィン\MAGICAL HALLOWEENふしぎなハロウィンにぎやかハロウィン など |
3位商品「被服」に関する第25類 | ハロウイ-ンHALLOWEENSANRIO HALLOWEEN など |
このように、出願数の多い分野別でみるとお菓子の商品名として採用されている例が多いようです。
続いて、おもちゃ関連、服飾関連と続きます。
2、年代別出願件数
続いては年代別出願件数でまとめてみました。
現在登録されている「ハロウィーン」関連の商標の中でも古いものをざっと調べたところ、お菓子で有名な不二家さんの登録商標が1970年に出願されているようです。
さすが不二家さん。「ハロウィーン」が一大イベントになることを見越して、きっちりと権利を押さえています。
ただ、やはりというか、「ハロウィーン」自体の認知度が低かったころは出願数自体もあまり多くはありません。
出願数が増えてくるのは2000年代に入ってからになります。
そして、
2013年=6件
2014年=18件
2015年=65件
と、市場規模の拡大に比例して出願件数も増加していることがわかります。
このように年々拡大する市場に合わせて出願数も増加しています。
他社の権利を侵害しないためにも、御社でも商標登録してみませんか。
本記事は2015年10月20日時点でのデータをもとに執筆しています。